【星とおひさまスタッフ勉強会】Joyful Communication Part-1

いつも里山学校にスタッフとしてお手伝いに来てくださり、子どもたちの遊び(学びの種)のテーマをいろいろとご提案して下さるサクラさん。

葉山ハーモニーガーデン「馬の学校」で息子さんやお嬢さんと一緒にホースハーモニーをするようになってから1年以上が経ちました。
そんなサクラさんが、里山学校のスタッフとしてホースハーモニーを深めるためのトレーニングをしにいらして下さいました。

【サクラさんとタロウ編】

「おはよう!」とあいさつするサクラさんの笑顔に、タロウもすっと近づいていくものの…

サクラさんはいつお会いしても笑顔が素敵な方です(o^―^o)。
馬場に入ると、自然にタロウさんが近づいてきます。
そして「わーい、サクラさ~ん。ぱくっ!」
出ました💦。
タロウさんの「パクッ」💨

噛むのは「ノー!」とボディランゲージで伝えます

もちろんサクラさんは、これまでの積み重ねの中で「パクッは止めて!」のボディランゲージを知っています。
でも、 こうしている間にもサクラさんは「パクッ、パクッ」と噛まれそうになり続けます。
なぜでしょう…。
上の写真、私がリラックスして、全身で「タロウさん、噛むのはノーだよ。」と言うと、タロウさんはサクラさんの方を向きました。
サクラさんは手だけで「ノー」です。
そしてタロウはサクラさんを「パクッ」 💨

サクラさんはリラックスの仕方を知っています。
でも、なぜリラックスできないのでしょう。

全身での意思の伝え方も知っています。
なぜ全身ではなくて、手だけで伝えるのでしょう。

タロウさんの陰になって良く見えませんが、サクラさんの立ち方は「あいまいな」立ち方をしています。

なぜあいまいに向き合うのでしょう。
向き合い方は知っているのに。

いつもなら普通にやっていることが、今回はちょっとちぐはぐ。

サクラさんの足元に直径1.5メートルの円を描いて、このパーソナルスペースを基準にタロウさんとのスタンスの取り方を確認することにしました。でも、タロウさんはスルーして通り過ぎてしまいました。(写真下)

ちょっとさびしい・・・

タロウさんはなぜスルーしたのかな。。。
大好きなサクラさんなのに。


【サクラさんとルーカス編】
タロウさんとの意思疎通がちぐはぐだったサクラさん。
気分を変えてルーカスの馬場へ。ところが下の写真のように、ルーカスは、
ほんの少しの時間そばへ寄っては来ますが、すぐに離れて行ってしまいます。
また近寄ってきても、すぐに離れるかお尻を向ける…

いつもなら、「サクラさん!こんにちは!」と言って近寄ってくるルーカスなのですが。
今日は、ちょっとぎこちないです。

ここで、タイセイ君の「心呼吸」と「信呼吸」をします
…状況は変わりません。

もしかしたら「心呼吸」と「信呼吸」 になっていないのかも。

でも… 
ルーカスの心は、サクラさんが馬場に入ってきたときから、ずっとサクラさんに向いています。片時もサクラさんから心が離れたことはありませんでした。
馬体の向きと耳の方向からもそれが分かります。(写真上右)

サクラさん、ルーカスの心、気づいていましたか?

ここで、サクラさんに質問です。
「今、何を考えていますか?」
質問を変えます。
「心はここに在りますか?」

「!」

サクラさん、質問の意味がわかり、気づいたようです。(^^)

するとその直後

サクラさんとルーカス、やっと繋がりました。

「サクラさん、待ってました!」とばかりに、すぐに来ました。
頭をすーっと下げて、サクラさんのもとへ。
穏やかな目をして。

いつもながら、このシンプルで分かりやすいレスポンス。
最もシンプルな心と心のやりとり。

心がニュートラルに戻った時の「人」の表情と、
「おかえりなさい。」の「馬」の表情

ルーカスはやっとサクラさんと心が繋がってホッとしているのかな。
馬と人、人と馬。  このシンプルなやり取り。
シンプルだからこその奥深さ、終わりのない世界。
ジョイフルな世界。



サクラさん、ホースハーモニーは、まず自分とのハーモニーかもしれませんね。
そして、最後はやっぱり「Joyful Communication!」

※本ブログへのお写真掲載とお名前公表につきましては、ご本人様より、ご承諾を頂いております。

【虹色の馬と人】名馬はことごとく悍馬(かんば)より生ずる

悍馬(かんば)とは、気性が荒々しく、御しにくい馬のことです。
「名馬はことごとく悍馬より生ずる。」とは、伊達政宗公の言葉なのだそうです(山岡荘八著「伊達政宗」講談社)。

日本の中世政治史に詳しい、京都大学名誉教授の上横手雅敬教授(文学博士)によると、源平合戦の頃、武士達に尊ばれたのはおしなべて、皆、「悍馬」だったとのこと。

気性が激しい、個性が強い… 
当時の侍たちは、そんな馬を敬遠するどころか、逆に尊敬し、愛し、信頼関係を構築して、愛馬に自分の命をあずけて戦場に赴き、侍たちの家族は、自分たちとともに暮らした「馬」と一緒にいる自分の父の、夫の、息子の無事を信じることができました。

「調教が入りにくい。」などという言葉とは全く無縁の世界ですね。
「調教が入りやすい。」と言えば、「素直」⇒「普通」⇒「平均的」⇒「育てやすい」。一概には言えないでしょうが、つい、そんなイメージをしてしまいます。

調教が「入らない」のではなく、馬の「個性」と向き合っていたのです。
「枠に収めよう」としていたのではなく、まったくその反対で、「馬の本質」を「引き出そう」としていたのです。

東京国立博物館所蔵の重要文化財「牧馬図屏風」などを見ても、「あぁ、大変だなぁ。」とか「昔の人は凄いなぁ。」と一目で感じられる様子が描かれています。
人々が皆、イキイキと、そして真剣に馬に向き合っている姿が凄いのです。

「名馬はことごとく悍馬より生ずる。」 と言っても、額面通りに、ただ「荒々しくて、御しにくい」ことだけを考えるのはすこし早とちり。

おとなしくて、やさしいけれど、ここ一番で勇敢さを発揮する馬の話は枚挙にいとまがありません。
鈍重で、のんびりさんの馬が、ここ一番の時に、その秘めたパワーを発揮したという事例も沢山あります。
いつも寝転んで昼寝して、草ばっかり食べて、人から見放された小さな競走馬が、大きくてたくましくて、負け知らずのエリート馬を、一対一のマッチレースで何馬身も差をつけてぶっちぎりで圧勝したという事例もあります。

タロウとルーカスも、個性豊ですよ。
タロウは、純粋でまっすぐで、駆け引きがまったくと言っていいほど通じません。でも人の「嘘のない心」を裏切ることはありません。
ルーカスは、フェラーリのような荒々しさとパワーを秘めているのに、そのパワーを自ら出そうとはしません。いつでも「人の心」を受け止め、受け入れて、寄り添ってくれます。
食い意地が張っているのはルーカス。
出された分を、きちんと食べて、その後あまり執着しないのはタロウ。
ちょっとしたことにビビるのはルーカス。
ビビったルーカスにビビるのがタロウ。
個性って、どんどん見えてきます。
大雑把に「こんな性格」などと言えるものではありません。本当にいろんなところが見えてきて、それこそ「!」と「?」の連続です。

ふと、考えてしまいます。
もしかしたら、昔の人々は馬並みに個性が多様で、たくましくて、「!」と「?」に敏感で、言語で認識するよりも、心で「感じる」ことの方が多かったのではないかと…
生きることに真剣に向き合うと、個性を抑えるのではなく、その個性を洗練して生き抜くことが必然的に求められるのではないかとも思えてきます。
「牧馬図屏風」に描かれている個性豊かな馬たちと、その馬たちに向き合っている人々の様子に思いを馳せると、その馬たちに関わった人々の個性の多様性が見えてきて、そして人々の多様な個性が受け入れられるだけではなく、尊ばれていたということも見えてくるのです。

「名馬はことごとく悍馬より生ずる。」

なんか、おおらかさと温かさを感じる、馬にも人にも優しいことばです。

タロウさんの欲求不満

これまで「里山学校」にいらして下さった皆さま。
「星とおひさま葉山里山学校」の皆さま
「馬の学校」の皆さま
もちろん、これから!と興味を持って下さっている皆さまも!

最近のタロウさんの話題をひとつ。

最近、タロウさんはよく人に噛みつきます。←さらりと書くようなことではないですが💦。
1月の里山学校でも甘噛みされてしまった子どもたちが少なからずいらっしゃいました。
痛い思いをさせてしまい、本当に申し訳ありませんでした。

昨年秋ごろは、とても穏やかで、人懐っこかったタロウさん。
ご近所の皆さまからも、
「最近、タロウちゃんの顔つき変ったよね。穏やかになったよね。」とか
「前はもっとわんぱくだったよ。最近、落ち着いているよね。」などと言われ、これも皆さまから愛情を注いで頂いたおかげとても嬉しく思っておりました。

2017年、初めて葉山に来たばかりの頃のタロウは、愛嬌があって、とても優しいけれど、人のパーソナルスペースにガンガン入ってきて甘噛みする、たまにちょっとやさぐれた雰囲気を見せる馬でした。

タロウが葉山に来た最初の年、ある馬術家がお見えになり、その際、その方がタロウに二の腕を噛まれてしまいました。
タロウは私たちが馬場で立ち話している最中に、またずかずかとその方のパーソナルスペースに入っていって、また噛みました。
その瞬間、その方は間髪を入れず、タロウの右顎に強烈なフックを一発放ち、「この噛み癖は、馬の悪癖の中でも一番悪い癖。あなたのリーダーシップがたりない証拠。」と言われてしまいました。(ショボン…)

その方はよほど腹が立ったのか、フックを放った後もボクシングのようなファイティングポーズを解かず、「また来たらもう一発お見舞いするぞ!! 人間を舐めるなよ!!」とのボディランゲージ。
タロウは白目を剥いて、顎をあげて鼻息を荒くし、敵意丸出しでした。

私は、この光景に少しショックを受けましたが、
「なにも馬を殴らなくても、『人を噛んではいけないよ。』という意思が伝われば、馬は噛みません。噛まれてから懲罰を与えるよりも、馬を良く見て、自分が圧迫感を感じるくらいのパーソナルスペースに入って来そうな時点で、『それ以上接近しないで。』と教えてあげればいいだけです。馬は理解しますよ。」
と言いながら、まだ興奮して白目を剥いているタロウに、「噛むのはノー。」とボディランゲージで伝えました。

そして息を吐き、言葉にならない私自身の「気」を静めて、「この人のパーソナルスペースから離れなさい。」と、これもボディランゲージで静かに優しく伝え、タロウは素直にブルルゥと息を吐きながら、その方のパーソナルスペースから出た行ったという出来事がありました。

その時感じたのは、その方が私を、そして私たちと暮らしているタロウとルーカスを「評価しようとしていたのかもしれない。」ということでした。
タロウは純粋真っすぐ君ですから、もっと何かを感じていたのかもしれません。

でも、タロウにフックを放ったその方は帰り際に、「ちょっと自分の馬との関わり方を考えてみる。」とチラッとおっしゃってくださったので、私はとても嬉しく思いました。

話は今にもどります。

私も最近のタロウの様子の変化がちょっと気になっていました。
でも、以前のタロウに「戻った」という感じではありません。
それは明らかです。
昨年秋ごろからの、あんなに穏やかに、人との関わり合いを、心から喜んでいたタロウは何だったのか…

「何か」あるのです。
タロウが言いたいことが… 
ヒトにわかってほしい「何か」が…
そのメッセージはいったい何なのか?

そこでグランドワークの先生からのアドバイス。
「タロウは自尊心と自立心の塊で、かつ頑固。方向変換を何度もやってみては? パニッシュ(懲罰)なしでね。 時間がかかるかもしれないけれど。とりあえず、とにかく方向変換のトレーニングを沢山して、タロウといろんなやり取りをすること。そこからタロウが何かを思い出したり、あなたが何かに気づくかもしれない。」とのことでした。

方向変換はいつもやっていることですが、タロウさんに改めてきちんと、トレーニングとして付き合ってもらいました。

リードをつけて、左に。はい、停止。そしてすぐ右へ。これを繰り返します。
今度はリードを外して速足で右回り。はい。停まって。
はい。今度は左回りで行くよー!

タロウさんと一緒に、方向変換のグランドワークをしているうちに、私は気づきました。
タロウさんは私と共に「今、ここ、自分」。
「心」と「体」が一致した会話を楽しみたかったのではないかと。

無心でタロウさんとグランドワークをしているうちに、ふと思いました。
もしかしたらタロウさん、あなた、これを「子どもたちとやりたいんだぁ!」ってこと??

おそらくタロウさんは、皆さまとのもっと深い、そして具体的なコミュニケーションを求めているように感じました。

次回から里山学校 (初めてではない方) や馬の学校でホースハーモニーを経験された皆さまへの説明とやり方が、もう一歩深いところへ行かざるを得なくなりました。

今までは「心」をメインにやって来ましたが、次回からは「心」と「体」を一致させる方向でホースハーモニーを進めていく予定です。どうぞお楽しみに🐴。

タロウさんからのギフトでした。

殻を抜けた!~馬の学校にて~

毎週土曜日に開いている「馬の学校」。
いつもの生徒さんたちが今日もタロウとルーカスと心を通わせます。
今日は、最近少し気になっていたタイセイ君(小6)のことについて。

タイセイ君 は、私がいつも口すっぱく言っていた“深呼吸”を、「心呼吸」と「信呼吸」と命名してくれた生徒さんです。
詳しくは【馬と人の関係】心はあるけど無言でいること(2018.10.16)ご参照ください。

先週、タイセイ君は長鞭を使ってタロウを走らせる練習をしましたが、タロウさん、まったく走ろうとしませんでした…。 残念なほど、微動だにせず。
(昨年の夏期集中講座「タロウくらぶ」で、大塚先生のご指導でマスターしているのですが。)

今日は、ルーカスと引馬で一緒に歩く練習をしました。
いつものように、ルーカスと心を通わせるプロセスから入ります。
でもルーカスは…⤵

腰が引けてるタイセイ君と、緊張気味のルーカス
(目がちょっと吊り上がってる👀)
ついに突き放すルーカスと、のけぞるタイセイ君

なんだか、二人の心がすれ違っています。
ルーカスの反応にタイセイ君はちょっと意外な気持ちだったかもしれません。
この後、やり慣れているはずのリーディングというグランドワークを始めましたが、ルーカスは頑として動こうとしません。

頑なに指示を拒んでいるかのようなルーカス。
ウ、ウゴカナイ…(-_-;)

あまりにルーカスが動こうしないので、私が途中でリードを変わりました。
私がリードを取った瞬間、ルーカスは、安堵したかのように深く息を吐きました。 ”ふぅ~”って。

再びタイセイ君にリードを渡しましたが、ルーカスは鼻を前に出して指示を拒み、タイセイ君のリードの張りがますます強くなって行きます。
ホースハーモニーは「力(パワー)」を使いません。
「心呼吸」と「信呼吸」 のタイセイ君、基本を忘れてるかな?

リードの張りを強めるタイセイ君と固まるルーカス

二人の心のすれ違いをみて、ちょっと休憩をはさみました。
休憩と言っても、基本中の基本、ルーカスの馬房掃除です。

基本に戻るタイセイ君。
「厩七部に乗り三部」

私:「『厩七部に乗り三部』っていうのはね、厩の掃除、飼い付け、とにかく馬の命に直接関わることで、馬に心を向けること。馬と心が通じたら、「乗り」は三部でも十部並みだということかもしれないね。心が通じたら嬉しいもんね。」

私:「ねぇ、さっき途中で私がリードを代わった時のルーカスの様子に気がついた?」
タイセイ君:「ぶるぶる言って、深く息を吐いた。」
私:「さすが!よく気づいたね。あれはルーカスのどんな気持ちかな。」
タイセイ君:「僕からリードが離れて緊張が解けた。」
私:「そうだね。よく分かったね。タイセイ君、ルーカスを緊張させてたね。なんでだろう。」
タイセイ君:「・・・」

タイセイ君はすでに気づいています。これ以上、何も訊く必要はなし!

私:「もう一回やる?」
タイセイ君:「やる。」

歩調があって… 右に。
2人⁇の脚がシンクロしてる!
左に。
二人の息がぴったり!!
ルーカスもさっきまでとは雰囲気が違いますね!

もう何も言うことはありません。

タイセイ君の「心の不在」を、ルーカスはきちんと受け止めていました。
タイセイ君の「心の晴れ」も、ルーカスはきちんと受け止めました。

後でタイセイ君に、「今、どんな気持ち?」と聞いたら、
「ん~、なんか殻から抜けた!って感じ。」という言葉が出てきました(o^―^o)。

わかるわかる。そう、そんな感じだよね。
みんな同じだよ、「馬と共に遥かな旅」は。

いつもありがとう、タイセイ君。

※本ブログに掲載させて頂いているお子さまのお写真とお名前掲載は、ご家族様のご了承を頂いております。感謝申し上げます。

オキシトシンタッチ!やってみました。

馬の学校、久しぶりのブログアップです。
毎週土曜日に実施している馬の学校。
この1年間、小2から小6の子どもたちがタロウとルーカスと心を通わせ、馬の体と心のことを少しずつ学んできました。
グランドワークを通じて、タロウとルーカスを「観察」し、「感じ」、「察し」て、そして「伝える」経験を積み重ね、今ではみんないっぱしのホースハーモニスト。

 今年初回の馬の学校のテーマは、「オキシトシンタッチ」
オキシトシンタッチとは、愛情ホルモン、幸せホルモンとも呼ばれる「オキシトシン」がタッチする方にもされる方にも分泌され、結果的に心身が癒され、幸せな気持ちになるタッチです。

「皮膚は「心」を持っていた!」(著者:桜美林大学リベラルアーツ学群教授山口創先生)という本に詳しく書いてあります。

飼い犬と飼い主が触れ合うと互いにオキシトシンが分泌され、幸福感に満たされるという研究成果が注目されています。
葉山ハーモニーガーデンのアドバイザーであるジアスセラピストスクールの西村校長先生がなさっている犬や猫に対する実験で、かなりのデータが蓄積されたとお伺いしたのが2カ月前。
それからハーモニーガーデンでもタロウとルーカスに試してまいりました。

その効果は明確で、タロウもルーカスも「オキシトシンタッチ」をしているととてもリラックスします。

子どもたちにオキシトシンが分泌される手のひらの当て方、擦り方を簡単に説明し、相互に練習しました。

最初はまじめにやってましたが、相手を変えたらとたんにオチャラケモードに(泣)

「オキシトシンタッチ、どうかな? 幸せな感じになる?」
「うん。なる。」
「じゃぁ相手を変えてやってみよう。」

とたんにオチャラケモードになり、変顔連発の子どもたち。

じつは改まってオキシトシンタッチという以前から、馬の学校の生徒さんたちとそのお母様、お父さまの間ではタロウとルーカスに対して「ソフトタッチ」という呼び名で実施しておりました。

ソフトタッチをしている人と馬が、お互いに体内でオキシトシンが分泌されているという科学的検証はしていませんでしたが、呼吸を通じて、手のひらから優しさをタロウとルーカスにしみ込ませるというアプローチです。
タロウとルーカスにオキシトシンが分泌されているか否かという視点ではなく、タロウとルーカスがリラックスしている様子を、ボディランゲージから感じ取るということを実践していました。

子どもたちは、馬体への触れ方、その時の心の在り方、そしてタロウとルーカスの気持ちをどこで読み取るかをすでに体得しています。

体重500Kgのルーカスがこの表情
何をはなしているのかな?
見つめあったあと、ルーカスが後を追う。

親子で、ご夫婦で、もちろんペットとも。 オキシトシンタッチ。 
おすすめです。(^^)

オキシトシンタッチの後は、高学年ペアで、長鞭を使ってタロウとルーカスを走らせる練習も。昨年、タロウくらぶで大塚先生から教わっているので自信満々ですが…あれれ?

タロウもルーカスも… 動かない… のではありません。

もう少し、タロウとルーカスの様子を観察していると、いろいろと気づくはずだから、そのまま観察を続けてみて!という言葉がけから、感じていくものがあります。
子どもたちは、本当に純粋な気持ちで馬に接していくので、気づく感性も高く、言葉のない時間のなかから毎回色々なことを吸収しているように感じます。

本日のお楽しみ♪は、”五平餅”を焼いて食べました~。
アツアツで美味しかったねヽ(^o^)丿。
今、目標に向かって努力中のMちゃんが復帰したら、またやろうね。
火起こしはやっぱり、Mちゃんがいないとさびしいね。

うまい! もう一本!! 満面の笑み~
おかわり続出でした♪

また来週~(^_^)/~。

タロウとルーカスのロゴマークできました!!

こんにちは。
ニュースです!!
ハーモニーガーデンのタロウとルーカス、そしてチャレンジしているハーブをモチーフにしたデザインで、こんなに可愛い♡ロゴマークを作って頂きました!
わーい!(*^▽^*)!

Taro&Lucasのロゴマークです!

消しゴムはんこ作家の「緑川まゆ」さんにお願いして、タロウとルーカスのロゴマークを作って頂きました!

緑川さんは、星山麻木先生に関わっていらっしゃる方ならご存知の方も多いかと思いますが、「星と虹色なこどもたち」、「こども家族早期発達支援学会」、「ジャックとダンディ」のロゴマークをすべて消しゴムはんこで作っていらっしゃる作家さんです! 星山先生が書かれた著書の表紙・挿絵なども担当されていて、何とも言えない優しい雰囲気や色使いなど、とても素敵です。
消しゴムはんこ作家の顔とは別に、「くにたち馬飼舎」の”ジャックとダンディ”という2頭のリトルホースの飼育員さんとしてもご活躍されています☆彡。

今年の夏に、国立市からジャックとダンディを馬運車に乗せて、葉山まで遊びに来た下さったのですが、その時にタロウとルーカスにも実際に逢って頂いていたので、馬の表情にタロウとルーカスらしさ、とか、優しさ、穏やかさ、など「2頭らしい」感じがとても素敵に表現できていて、さすがプロです!

緑川まゆさんの作品をご紹介させて頂きますね↓↓。

「星と虹色な子どもたち」
くにたち馬飼舎
「ジャックとダンディ」
そして!
タロウ(左)とルーカス(右)

こんな風に並べてみると、緑川さんワールド。とっても素敵ですね!
タロウとルーカスの周りに配置して頂いているハーブ4種類は、その「花言葉」を調べて意味のあるハーブを選びました。

左から時計回りに
「ローズマリー」:静かな力強さ
「ワイルドストロベリー」:幸せな家庭
「カモミール」:逆境に負けない力強さ
「ミント」:美徳・温情
という花言葉があります。

毎日馬と一緒に生活している私たちはもちろんですが、いらして下さるお客様がタロウとルーカスと共にゆっくりと過ごして頂くことで、
優しさや温かさを実感し、さらに力強く前向きな心持になってくださればと、願っています。

これからこのロゴマークを使って、オリジナルグッズ制作の展開も考えています。どんなものが出来上がるのかワクワクします!📔👕☕



タロウくらぶ終了しました!

今日で7月もさいごの日となりました!
長かったような、短かったような…。
暑い夏🌻まだまだ続きますね~。

さて、7月26日(木)~29日(日)の予定で開催した
タロウくらぶですが、あいにく28日(土)が台風で
延期になったため🌀、1日伸びて最終日が30日となりました🐎。

途中、トレーナーの大塚先生にもご協力頂いて、優しく丁寧に馬の手入れについて教えて頂くことができました!


↑初日はちょっとコワゴワだったお友だちも、
タロウのひづめの手入れ、がんばっています(*^-^*)。


タロウの歩調を感じて
一緒に歩いたり、走ったり

 

タロウを感じながら、足並
みを揃えます!

 

 


タロウにあっちに行くよ♪って、指先の指示だけで一緒に歩いたり…

 

 

タロウと過ごしたあっという間の4日間🐴
この暑さで人もタロウもちょっと大変だったけれど
色々な経験ができたり、知識を身につけたり、
タロウとの距離がグーンと縮まって
思い出に残る4日間になりました(*^-^*)。

タロウとのやり取りを通じて、思いやりのこころ、
相手を敬う気持ち、こころで繋がっていくこと、などなど
目には見えない大切なことを、少しでも感じてもらえたら
嬉しいなあ~と思います!(^^)!。

タロウくらぶ、今後も企画していきますので、
ご興味のある方は是非お問合せください✉。

おまけ↓

タロウくん…また遊ばれちゃってます💦

中国風~かな!(笑)

 

4日間、タロウも参加してくれたお友だちも、
みんなお疲れ様でした!!

また会おうね!!

 

㊗タロウくらぶ開催!

今日は暑さが少し落ち着いて、自然の風が心地よく吹いていました☀。

今日から(7月26日~)29日までの4日間
小学生を対象に夏期集中講座「タロウくらぶ🐎」を開催しています。
ルーカスは小学生にはちょっと大きすぎるので💦となりで応援してくれています(^▽^)/。

ハーモニーガーデンとしても、このような集中講座的なものは初めての試みなので、みんなワクワク&ドキドキ!


まずは、馬のからだについての説明を聞いて、手はじめはブラッシングから!
毎週土曜日に開催している「馬の学校」に来てくれていてタロウと顔なじみのお友達もいれば、初対面のお友達もいて、今日はちょっといつもと何となく違う雰囲気に緊張気味のタロウくん。。

最初はちょっと怖がっていたお友達も
あっという間に気持ちが通じ合って…

タロウだいすきー♡

なんとも微笑ましい光景です。

さて、今日から4日間連続でタロウくんと
色々なことに挑戦していきます。

最終日に、子どもたちそれぞれにどんな変化があるのか楽しみです(*^-^*)。

あしたもがんばろうね!

 

馬の学校

こんにちは。
ごあいさつに「暑いですね~💦」という言葉以外に適当なものが見つかりません…。
これでもか!って言うくらいの暑さですね。

そんな暑い中でも毎週土曜日の朝は、「馬の学校」の生徒さんたちがテクテクと坂道を登って集まって来てくれます(*^-^*)。

先週14日㈯も数名の仲間たちが、午前中いっぱいタロウとルーカスとの時間を過ごしました。

タロウくんとレッスンがんばっています!
馬と一対一で向き合うことが、自分とまっすぐに向き合うことになるので、馬と関わることで、心身ともに健全に健やかに成長していけるものと実感しています。大人も一緒です!


たまにタロウがサボろうとするのですが(-_-;)
後ろから見ているルーカスが
「おい!タロウ!!ちゃんとやれよー!」と
言わんばかりに、タロウのおしりをツンツンとツツイテいます。
やられているタロウは、
「わかってるよ~いまやるよ~!」とルーカスを後ろ脚で軽くキックしています(笑)。
よく見る光景です(*_*;。


みんなのレッスンが終わったあとは、暑いので馬を厩舎に戻します。
毎回の積み重ねで、少しずつ慣れてきた子どもたち。出来ることも少しずつ増えていきます。

馬とのレッスンの後は(同時進行の時もちらほら…)虫捕りしたり蝶々を追いかけたり、自然いっぱいの中で毎回たっぷり遊んでから帰ります。

レッスン頑張って汗びっしょりになったので
水浴びしました!
楽しかったねー!(^^)!

もう一つこの日のスペシャル!!
裏の畑でこの日の朝採れたばかりのトウモロコシをがぶりっ!!!
甘くておいしー♪
忘れられない味になりました。

ほぼ毎週土曜日の午前中、馬の学校を開校しています。

若干名の空きがありますので、ご興味のある方は下記までメールにてお問合せ下さい。

馬の学校についてのお問合せ
uma.harmonygarden.hayama@gmail.comまで

 

 

 

葉山ハーモニーガーデン