【馬と人の関係】ひとつだけ確かなこと(2018.8.15)

馬と心を通い合わせるうえで、ひとつだけ確かなこと。
それは信頼関係を強めるには、時として人の「言葉」が邪魔になることがあるということ。

当たり前のことですが、言葉には限界があり、
無理に言葉にしようとすると、本質が損なわれます。

大いなる感動をしたときに、「言葉がない!」とか、
言葉にしたら感動が薄れてしまう!
よくあることです。
(馬とのやり取りでは特に!)

そのくせ、その言葉は知っているのに、
決してそれを口にはしたくない、しない。
自分の不安や焦り、未熟さと嫉妬…
受け入れたくない、認めない言葉があります。
自分に嘘をつくこと。
(これも馬とのやり取りでは特に!
うわの空で、馬の心を感じられないときは、だいたいこれ。)

人は、自分の心を言葉の中に巧みに隠したり、
言葉に翻弄され、言葉に踊ったり、
言葉で先入観を持ち、固定観念を作ってしまう。
言葉で本質をすり変えてしまう。
そして、無理やり自分を正当化し、安心する。

馬はそんな面倒くさいことはしません。
馬は人の言葉を理解しませんし、字も読めません。
自分をごまかしたりもしません。

でも、心の動きは細大漏らさず100%!体の動きとなって現れます。人にたいする隠し事はありません。

その馬の心の動き、ボディランゲージに気づかないときがあります。
自分の動きがぎこちなかったり、重い時もあります。

それは…
自分に、言葉で嘘をついているとき。
何かを言葉でごまかしているとき。
ある言葉から目を背けているとき。
ある言葉に後ろめたさを感じているとき。

馬はそれを100%見抜いて、その上で人を受け入れています。

私の嘘も、
見栄も、
弱さも、
怠惰も、
すべて受け入れてくれて、
そして、いつもやさしく迎えてくれる…
励ましてくれる…

言葉がいらない関係…

あ、馬に会いたくなってきた。

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