【ウマの知性】

ウマの知性
それはとても高いものだと思っています。
瞬時にヒトの心を感じ、察し、そして応答する…
なんでも相談できる親友のように、
影響を受けた師のように、
慈しみ育ててくれた両親のように、
自分の過ちに気づき、赦しを乞えばいつでも赦してくれる。
ウマはいつもヒトに寄り添い、その心に耳を傾けてくれます。
必要な時はヒトに「勇気」さえ見せてくれます。

なぜ、そんなことができるのでしょうか…

おそらくそれは約5500万年という人類誕生よりもはるかに
とおいむかしから、その進化の過程を「群れ」を構築することで
生き延びてきたという事実が疑いようのない答えのような気がします。

肉食動物とは異なり、捕食される側、命を奪われる側として、
「群れ」を維持する上で、「競争」や「闘争」、「適者生存」などといった思想が強ければ、おそらく草食動物としての「群れ」の維持は困難だったのではないでしょうか。

反対に、一頭ではなく「群れ」としての強さを高めるために、
相互の「信頼」を強める方向性、例えば「共感」や「受容」、「思いやり」や「いたわり」、「敬意」、「感謝」といった要素が「群れ」の中では尊重されたのではないかと思います。

他者を信頼すること、受け入れること、

他者に感謝すること、敬意を持つこと、

ともに感じること…

知能ではなく、スキルでもない…

知性…

ウマの知性の高さ。
それを理解できるほど自分は賢いのだろうか。

ウマの知性の高さを目の当たりにして、
何も感じないほど鈍感ではないつもりだけれど、
その奥深さは想像もつかない。

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